梧桐書院も"新"でした。

梧桐書院も「新」でした。

 さて皆様、キヨシローが逝き、マイコーがこの世を去り、モリシゲがお隠れになってしまった2009年もいよいよ残すところ後わずかとなってまいりました。この「営業万歩計」も今回が年内最後の更新となります。今年も1年大変お世話になり誠にありがとうございました。あらためまして御礼申し上げます。

 思えばこの1年、特に終盤はかつてないほどのめまぐるしい展開、同じ2009年でも終盤の数ヶ月はあきらかに流れる速度が違っていたように思います。ご案内のとおり『談志 最後の落語論』をはじめとする梧桐書院には今までになかったアイテムの刊行によるものですが、お陰さまでいずれも好評、『談志 最後の落語論』については年内に3刷にまで至り、年明け早々にも4刷の勢いです。これもひとえに書店様はじめ関係各位のご協力によるもの、慣れぬ点も多く皆様にはご迷惑をおかけすることもしばしば、にもかかわらず何かとご配慮いただき感謝、感謝さらに感謝です。

 ともあれ、今年は梧桐書院にとって新しい一歩を大きく踏み出した記念すべき年。清水寺のお偉い方がでっかい筆でどばっと書く例の"今年の漢字"に「新」が選ばれたのは偶然としても、新生梧桐書院、来年もフレッシュな気持ちで邁進してまいります。まだまだよちよちとあちこちにつかまりながらの頼りない歩みですはありますが確かに前に進んでおりますので、来年も引続き皆様の暖かく厳しい"檄"をよろしくお願いいたします。

 それでは皆様どうぞ良いお年を。

(営業U)

2009年12月29日