たちまち3刷!

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三省堂書店神保町本店(『東京ミシュラン2010』と『巻くだけダイエット』にはさまれております)

そう、好調『談志 最後の落語論』であります。いいですよねぇこの"たちまち○刷"というやつ。でも、この"たちまち"業界に入ってしばらくは何だか野暮ったいような古臭いような感じがして、なんでこの言い方なんだ? とちょっとばかり不思議に思ったものでした。
でも、今となっては"ただちに"でもなければ"即座に"でもない。"あっという間"でもなければ"電光石火"でもない。ましてや"as soon as~(~するやいなや)"では当然なくて、 "たちまち"がしっくりくるんだから不思議である。
ともあれおかげさまで「談志 最後の落語論」好調スタート。紀伊國屋書店新宿本店では週刊ベストセラー第3位(単行本、11/16~22)、八重洲ブックセンターベストセラー第2位(本店8階(和書)、11/15~21)、三省堂書店神保町本店第4位(ノンフィクション)などなど各店のベストセラーにもランクイン。1位がないのは少々残念ではありますが、それは今後(もちろん近いうち)の目標ということで皆様引続きご協力のほどよろしくお願いいたします。
それと、11月新刊は『談志 最後の落語論』だけではありませんのでお忘れなく。岡崎太郎『夢は、無計画のほうが実現する』、森田正光『大手町は、なぜ金曜に雨が降るのか』、 信田さよ子『タフラブという快刀』、藁谷久三『1行読んで覚える難読漢字』といずれも各書店様にて動き出しておりますよ。益々好評『談志 最後の落語論』はじめいずれも自信の5タイトル。併せて引続きよろしくお願いいたします。

続いて12月新刊のご案内

さて、そうこうしているうちにあっという間に12月新刊の発売が迫ってまいりました。こちらもいずれ劣らぬ自信のアイテムばかり。既にFAX等でご案内済の書店様もおありかと思いますが、以下改めてご紹介いたします。

『近松心中 加工訳』

①『近松心中 加工訳』

梧桐書院が新しく送り出す現代文学、古典文学、エッセイ、詩歌、文芸評論などをラインナップしていくシリーズ「あおぎり文庫」の第一弾!文庫といっても文庫版ではありませんのであしからず。
記念すべきシリーズの口火を切るのは"古典"。その中でも皆様ご存知、近松門左衛門世話物不朽の三作品「曾根崎心中」「心中天の網島」「冥途の飛脚」を古典訳の新しいアプローチ"加工訳"によりお届けする『近松心中 加工訳』。
ところでこの"加工訳"とはいったいいかなるものなのか。今まで古典といえば、ともすれば原文の味わいが損なわれかねない"現代語訳"か、研究書然としていてリズム、流れが乱されがちな"原文+注釈"とほぼこの二つの方法で表現されてきました。"加工訳"はこれらを踏まえ、残せる原文の表現はそのまま残しつつも必要な箇所には"加工"を施し、作品の雰囲気を壊すことなくしかも読みやすくしたもの。現代の読者にもなじみやすく、もちろん文学愛好者のニーズにも十分お応えできるものに仕上がっています。必ずや読者と古典の新しい架け橋となるであろう"加工訳"。『超訳 古事記』も売れているようですし、是非是非。

『ブレインツイスター 地理の難問』

②『ブレインツイスター 地理の難問』

"ブレインツイスター"とは"難問"のこと。ブレイン(脳)をツイスト(ひねる)して大脳皮質を活性化。脳の疲労やストレスを解消し、直観力を鍛えながら知識を深める。
どうやらストレスフリーで頭が良くなるらしい。そしてなんといってもキーワードは直観力。教育、仕事あらゆる場面で当たり前のように重視される論理的思考。しかし、実はここに落とし穴が!論理重視に偏ると「脳が疲れやすい」つまり脳にストレスがかかってしまうのです。
しかし、だからといって直観力にばかり頼って生きることは困難。要は直観力と論理的思考のバランスが大事なのです。そこで本書、地理の難問を解きながらまずは直観力を鍛え、段階的に論理的思考力とジョイントしていくというもの。日常的に"ブレインツイスター"方式のトレーニングを積み直観力を鍛えればストレスフリーで多くの知識を身につけることができるのです。
"頭がよくなりたい"と思わない人なんてまずいないはず。しかもストレスフリーとくればこれはもう万人におすすめです。特に、日々新たな知識の修得を迫られ慢性ストレス過多に陥っている現代のビジネスマンにはベストマッチ!絶対おすすめのアイテムです。

『暗記カードで最速合格!日商簿記3級』

③『暗記カードで最速合格!日商簿記3級』

「簿記は仕訳に始まり仕訳に終わる」"仕訳"をマスターすれば簿記最大の難関を突破したといっても過言ではありません。"仕訳"とは取引を「勘定科目」という簿記特有の名称で表し、「借方」、「貸方」に分類する作業のこと。この「勘定科目」と分類のしかたは、どうしても暗記する必要があります。そこで、本書では「勘定科目」と分類のしかたをオリジナルの「勘定科目カード」「借方・貸方カード」を使って徹底修得。
簿記初心者はもちろん、「仕訳」でつまずいた経験のある方、再チャレンジのチャンスです。

(営業U)

2009年12月 1日