他社の講演会にお邪魔してみました。

久しぶりに他社の出版イベントにお邪魔してみました。

今回は、亜紀書房さんの『放射線被ばく CT検査でがんになる』刊行を記念して開催された、著者である近藤誠医師(慶応大学医学部講師)の講演会です。

小社からも『あなたの癌は、がんもどき』をお出しいただいた近藤先生ですが、直接お声を聞くのは今回が初めて。

以外にも少々控えめといっていいお声に若干驚きはしたものの(勝手にイメージして失礼な話ですが)、淡々とした語り口のなかに要所要所に毒を散らし、御用学者や閣僚を実名でバッサリ切り捨てるあたり、“孤高の医師”“闘う医師”の面目躍如といったところでしょうか。

難しい話になるのかと思っていましたが、ことのほかわかりやすく、データに裏打ちされた説明は説得力があり非常に興味深くお話伺うことができました。

 

近藤誠医師講演会.jpg

 

最後に講演の終わりに先生が述べられた“締め”の言葉をご紹介しておきます。

「できるだけ医者にかからないことです。少々具合が悪いのは老化現象だと思って諦めなさい。」……いかがでしょうか。(U)

2011年9月28日